【超かんたん!】「アルプス一万尺」ウクレレ弾き語りに挑戦!
ウクレレを相棒、パートナーとして、できるだけ簡単に、いろいろな曲に挑戦して、歌うこと、演奏することを存分に楽しみましょう!
そして、
日々の生活にエネルギーを!
人生に豊かさを!それがテーマです。
さて、今回の曲はアルプス一万尺です!
冒頭の演奏で、あれ!いつもとリズムがちょっとちがう!
と、思われた方もいらっしゃると思います。
そうです。今回は右手のストローク、裏にアクセントを置いています。
「ウラ打ち」というストロークです。
これ、ぼくたち日本人にとってチョッと苦手なアクセントのつけ方です。
というか、慣れていない方が多いという方が良いでしょう。
しかし、このように右手のリズムのバリエーションを増やすことができれば、シンプルな素材も、単調にならず、とてもイキイキとした楽曲に仕上げることができます。
まさに、料理と同じですね。
さて、今回の「アルプス一万尺」ですが、もとはアメリカ民謡のようですが、詳しいことは不明です。
それに、全体の曲としては、かなり長くて、30番近くまである曲のようです、が、もちろん、今回は全部やるわけにはいきません。
とりあえず、1番のみを楽しく料理していきましょう。
とにかく「ウラ打ち」をがんばる!
この曲も、3コードで演奏できます。
が、とにかく今回は、この右手のストロークがミソ!ですね。
裏にアクセントと言いましたが、まず、リズムのウラとは、1小節を2拍とすると、「イチ」の「イ」がオモテ、「イチ」の「チ」がウラと考えます。
「ウラ」というくらいですから、どうしても「ウラ」よりも「オモテ」でコードを弾きたくなるのが自然です。
しかし、決して、ウラを、ネガティブに捉えているわけではないのです。
以前のメジャーコードとマイナーコードにも当てはまることで、オモテにはオモテの良さが、ウラにはウラの良さがあって、それぞれの良さを引き出せる演奏ができればイイとかんがえます。
まあ、とにかく、一般的にはオモテにアクセントをつける方がやりやすい、が、そこをウラでストロークができるようにひと工夫します。
まず、1拍目の「イ」に、グーでウクレレのボディを軽く叩きます。
そして1拍目の「チ」で、グーをパーにします。
そうすることによって、ウラ、でストロークができます。
2拍目以降、同じようにします。
道草レッスン
世界に誇る日本の漫画家の手塚治虫さん。
鉄腕アトム、火の鳥、ジャングル大帝、ブラックジャックなどなど、数々の名作を世に送り出し、漫画の概念を大きく変え、漫画を人々に夢と希望を与える芸術にされました。
そのイノベーターでもあり、大きな文化の創造者でもある手塚治虫さんが
「好奇心は道草でもあるわけです。確かに時間の無駄ですが、かならず自分の糧になる」
という内容を、おっしゃっられたのを聞きました。
まさに、このブログのテーマを、後押ししてくれているかのような言葉と感じました。
まことに勝手ですが(笑)
確かに、ウクレレを演奏することは、道草に似ているところがありますね。
他の楽器の練習よりも、ちょっとしたブラブラ感があって、なんとなくさまよいながら、でも、楽しく時間を過ごすことができる。
そんな特性をもっている楽器だと思います。
あくまで、個人的な感想で、もっとシビアに、ストイックにウクレレと向かい合っている方もいらっしゃいます。
ただ、重要と思うのは、道草自体、何か目的があってではなく、そのブラブラと行き当たりばったりの行動自体が目的で、それがとにかく楽しい!
これですね。
目的や、目標達成ではなく、その過程自体が、とにかく楽しい!
楽曲を完成させることや、少しでも上手に弾けることも大事ですが、その過程で、ウクレレを触って、音を出すこと自体が楽しくて仕方がない!
こんなふうに時間を持つことができれば最高です!
何はともあれ、道草のように、一見、時間の無駄のような行為が、自分の糧になり、人生を豊かにしている、というのは重要な真実ではないでしょうか?
ぼく自身も、以前は目的地に向かって、わき目も振らず、まっしぐら、みたいなところがありました。
しかし、これからは、できるだけたくさんの素敵な道草をしていきたいと思っています。
というわけで、今回もお付き合いありがとうございました!
では、また、次の道草レッスンでお会いしましょう!