【超かんたん!】「花」(春のうららの隅田川)ウクレレ弾き語りに挑戦!
ウクレレを相棒、パートナーとして、できるだけ簡単に、いろいろな曲に挑戦して、歌うこと、演奏することを存分に楽しみましょう!
そして、
「日々の生活にエネルギーを!」
「人生に豊かさを!」
これらがテーマです。
さて、今回の曲は、「花」です。
「花」という題だけでは、ピンとこないかもしれません。
でも、「春のうららの隅田川」の出だしといえば、よくご存知ですよね。
この曲は、滝廉太郎作曲の歌曲集【四季】の第1曲で、歌詞は武島羽衣(たけしまはごろも)によるものです。
今回のコードも、主要3コードのみです。躍動感を出して気持ちよく演奏しましょう!
この曲も3コードのみで弾けてしまう、シンプルで素晴らしい曲です。
歌詞もみなさん、よく知っていると思うので演奏しやすいでしょう。
そこで、今回は、川の流れや、上り下りの船人、櫂(かい)のしずく、そして「花」(おそらく桜でしょう)の舞う様子が連想できるように演奏しましょう。
コツは、ストロークの躍動感です。
今までは、ゆったりと弾くケースが多かったですが、今回は元気に、素早くストロークを振り切ります。
少々荒っぽくなっても、気にしないで、元気よくウクレレをかき鳴らしてください。
大きな音を出すほうが、上達も早い。
これは、そのほうが、自分の演奏のアラもわかりやすいからです。
そこから、少しずつ、調整していけば良いです!
弦の交換について
弦は消耗品なのでいつかは新しいものに付け替えなければいけません。
では、どれくらいの頻度で新しいものにすればいいのか?
これも、人によってまちまちです。
まず、リサイタルやライブの最中に弦が切れてしまうと大変なので、演奏用のウクレレの弦は定期的に交換します。
ボクの場合は、だいたい3ヶ月から6ヶ月のサイクルです。
期間に幅があるのは各弦によって音色の劣化のスピードが違う(6弦ウクレレなので低音弦が比較的早く音に艶がなくなります)ので時期をずらしています。
細かいところを語らせると、延々と語りそうなので、またの機会に詳細は話させてください。
さて、話を戻しますね。
レッスン用のこのウクレレの場合、実は、もう1年以上、弦は替えていません。
1年経っても音色の劣化もなく、むしろ、張りたての時よりも音程も安定して具合が良いくらいですね。
ただ、それでも演奏中に弦が切れるとそれなりにビックリするので、そろそろかえようかなと思っています。
弦替のサイクルは、本当、人それぞれです。
1ヶ月で替える人もいれば、何年も張りっぱなしの人もいますね。
また、張りっぱなしといえば、「ウクレレを弾いていない時には、弦を緩めるのか?」という、微妙な課題もあるのですが、これも近々お話しします。
またまた、話しを戻しますね。
それでも、とりあえず、交換の目安はあったほうが便利です。
ひとつの目安として、弦の後ろ、フレット側を人差し指の腹でスーッと触ってみてください。
滑らかであれば、まだ替える必要はないです。
もし、フレットが当たる部分ですが、この部分が削れていて(もしくはへこんでいて)ザラザラとしていれば、そろそろ弦が消耗していると考えましょう。
期間的には、弾く頻度にもよるのですが、半年くらいが目安でしょう。
それと、弦を替えることのメリットには、音色の保持以外に、ウクレレに対しての愛着がより増します。
これは、道具のメンテナンスをすると、その道具に対しての愛着が深くなるからです。
ただ、初心者にとってウクレレの弦替へ決して楽な作業ではありません。
できれば、初めての時には、慣れできる人に見てもらいながらする方が良いです。
万が一、うまく張り替えが出来なかったら、ウクレレを弾けなくなってしまうので、その時には楽器店に持っていきましょう。
もしくは、楽器店で弦を購入して、そこで張り替えをしてもらいながら、やり方を教えてもらうのもよいでしょう。
そして、弦の質についてですが、弦によって音色はかなり変わります、が、まずはソプラノサイズであればソプラノの弦(このサイズの方がほとんどだと思います)、コンサートサイズであればコンサートの弦であれば、まずは安いもので大丈夫です。
オススメのものはこちらです。
そのうち、自分自身の好みがわかってくるので、それから、「なになにの弦がイイなぁ」などと、贅沢な時間を楽しみましょう。
ちなみに、ぼくは普通のウクレレの弦も使っていましたが、今は釣り糸がメインです。
冗談ではないですよ。
日本の釣り糸は、品質的にとてもすぐれた楽器の弦になります。
ぼくの知っている範囲では、ギタリストとハーピストですね。
海外の演奏家の方が、日本の釣り糸を仕入れに来日している話を聞きました。
まあ、今ではアマゾンなどのネットで買うことができるので、わざわざ来日する必要はないですが、以前は公演での来日の際に買っていったのではないかと、想像します。
ということで、今回もここまでのお付き合い、ありがとうございました。
では、次のレッスンでお会いしましょう。