【超かんたん!】「仰げば尊し」をウクレレで弾き語り
ウクレレを相棒、パートナーとして、いろいろな曲に挑戦して、【歌うこと】【演奏すること】をできるだけ簡単に、しかし、存分に楽しみましょう!
さて、今回の曲は、「仰げば尊し」です。卒業シーズンにぴったりの曲ですが、時期に関わらず、感謝の気持ちを表すのに、とても良い曲です。
この曲も、メロディーが大変美しい!にもかかわらず、コードが3コードで演奏できる、簡単で美しい、シンプル&ビューティフルな曲です。
この「仰げば尊し」は、明治17年に発表された日本の唱歌ですが、実は、曲の作詞、作曲とも不詳でした。
しかし、一橋大学名誉教授の桜井雅人氏により、1871年にアメリカで出版された「The Song Echo」という曲集に収録されている「Song for the Close of School」という曲が原曲であるとわかりました。
「Close of Schoo」lということは、やはり学業が終わった時に歌う曲だったのですね。
主要3コードで弾けます!
今回のコードはC G7 Fの主要3コードです。
曲調がゆったりで、コードチェンジも忙しくないので、歌に集中しやすいです。
心を込めて、情緒豊かに、演奏しましょう。
ただし、それぞれの小節のおわりに、歌詞の文節のあたまがきているので、歌だけ歌うのなら、歌えるけれど、ウクレレを弾きながらだと、なんとなく、タイミングが合っていない?という現象が起こるかもしれません。
そんな時には、それぞれの小節のあたまにくる文字にアクセントをつけましょう。
歌いやすくなるはずです!


歌い出しの音程は、ウクレレの単音弾きで確認しましょう!
楽器に合わせて歌う時に、音程がうまくとれない時があります。
とくに、超かんたんシリーズではCのコードを中心にコードを組んでいるので、自分の声の音域に合わない場合があると、とくに歌の出だしの音がわかりにくくなります。
そんなときには、ウクレレで音を探しましょう。
今回の、「仰げば尊し」では最初の「あおげば」は「ミミファソ」となり、ウクレレで単音弾きをして、その音に合わせて歌います。
そうすると、かなり歌いやすくなり、さらに将来、ウクレレのソロ弾きの準備練習にもなり、一挙両得です!
もちろん、歌い出しだけでなく、1曲を通して、単音でメロディーを弾く、はじめは1音1音、ゆっくりと、間違えならでも、音探しをする、ことは、とても良い練習になります。
ウクレレの指板のどこの部分が、どの音になるのか、音を見つけることをゲーム感覚で、楽しくできるようになれば、みるみる実力がついてきます。
しかし、今、あなたが、「そんなこと、さっぱり見当がつかない」と感じても、全く心配はいりません。
ウクレレを触っている限り、いつかそのことがわかる時がきます。
それまでは、楽しめる範囲のことを楽しんでいきましょう!
それで、じゅうぶんです。
というわけで、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、引き続き、楽しいウクレレライフを過ごしてくださいね!