【超かんたん!】「荒城の月」をウクレレで弾き語り
さて、今回も、できるだけ簡単に、ウクレレを相棒、パートナーとして、いろいろな曲に挑戦して、歌うこと、演奏することを存分に楽しみましょう!
今回の曲は、「荒城の月」です。
作詞は土井晩翠(どいばんすい)、作曲は滝廉太郎(たきれんたろう)。
滝廉太郎といえば、小学校の音楽室の壁に、ベートーベンやバッハ、シューベルト、ショパンなどなど、楽聖といわれる音楽家に並んで、日本の滝廉太郎の絵が飾られていたのを思い出します。
明治時代の日本における、西洋音楽の黎明期での代表的な音楽家なんですね。
荒城の月以外でも「お正月」など、有名な曲を作曲されています。
彼の作品を聴いていると、西洋音楽のジャンルですが、伝統的な日本の旋律を大切にした作曲家だと感じます。
コードの変化を楽しみましょう!
今回のコードはAm Dm B7 E7 Fと5つです。
少し多めですね。
それと、おそらく、あまり見かけないコードとしてB7が登場します。
このB7、押さえ方も、少し大変です。
しかし、全ての音を完全に出す必要はありません。
ここで、たいせつなのは、レ#の音です。
この音さえ、出すことができれば、他の音はかすれて出なくても、大丈夫!
押さえ方も4箇所全部ではなく、とりあえず、今回は、3箇所押さえる方法でがんばりましょう。
今回のポイントは、コードの響の変化を感じることができるように、情緒豊かな演奏にトライしてみてください。
チューニングはこまめに行いましょう!
初心者にとってチューニング(各弦の音程を合わせることです)が、ナカナカ大変な作業になります。
慣れれば、ホント、どうってことないのですが、そこまでたどり着くには、一定の時間がかかりますね。
でも、こればかりは、慣れるしかない!
とにかく、こまめにチューニングしましょう。
それに、チューニングしていないウクレレで練習していると、正しい音感が育だちません。
いつも、「まずは、楽しく、をモットーにして、間違いなんて気にしない、でやっちゃいましょう!」と、いっていますが、間違った音に気がついても気にしないのと、間違ったこと自体に気がつかないこととは、ぜんぜん違います!
たとえば、コードを弾いた時、違う音や変な音を出しても、それに気がつけば、正しい音を出せるように、キレイな音になるように、練習すれば良いだけの話です。
しかし、間違いがわからなければ、練習しようもありません。
そして、弦のチューニングはその基本となります。
なので、再三、言ってしまいますが、できるだけ早い時期にチューニングには慣れてしまいましょう。
そんでもって、このチューニングには、チューニングメーターという道具が重宝します。
そのチューニングメーターですが、できるだけシンプルなものが良いです。
いろいろな機能がついてゴチャゴチャとしたものは必要ないです!
ウクレレならとにかくAECG文字が大きくハッキリと映してくれるものであれば、なんでもイイですね。
あとは、できるだけ頑丈で、安ければOKです。
ボクも使っているのは数百円で購入したものです。
もう、数年使っていますが、故障もせず、いつも正しくチューニングできています。
ただ、このタイプ、何人かの生徒さんのはスイッチのところが壊れたみたいなので、画面を起こすと電源がオンになるタイプもおすすめです。
いずれも1,000円くらいまでで購入できます。
こちらに、紹介リンクを貼っておきますので、参考にしてください。
まずは、ヤイリのクリップチューナーです。音に対しての反応もよく、画面も見やすい。
なんといっても、大変安価で、コストパフォーマンスも抜群です!
次に、アリアのチューナーです。これも、視認性がよく、ソプラノウクレレAU-1(チューナー付き)の付属チューナーです。
表示部分を倒すだけで電源を切ることができるので、取り回しも便利です。
というわけで、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、チューニングにもできるだけ慣れて、楽しいウクレレライフを過ごしましょう!