カフェインとの上手な付き合い方
カフェインとの上手な付き合い方は?
カフェインの正体を知りましょう
カフェインとはアルカロイドと呼ばれる有機化合物質の一種です。
その効能は?
そしてその主な作用は
1.覚醒
2.利尿
です。
眠たくならないように、しゃきっとするためにコーヒーを飲むというのが最もよく利用される方法ですね。
それ以外にも「解熱鎮痛作用」「強心作用」「運動機能向上を促す作用」を期待して服用される場合があります。
仕事や勉強、運動においてもパフォーマンスを上げたい時の強い味方になってくれますね。
また国立がん研究センターなどによりコーヒーの適量摂取は死亡のリスクを抑えるといったデータも出されていますので上手にお付き合いしたい有機化合物質ですね。
ではカフェインの含まれる食品はとは…
これはもうコーヒーが代表ですね。
それ以外にもお茶やエナジードリンクにも含まれています。
またチョコレートやココア、眠気覚ましのガムの一部にも含まれていますね。それにコーヒー味やお茶味のお菓子、そして意外かもしれませんが、ふりかけや、カレーにも含まれている場合があります。
カラダに取り込む量が多ければカフェインによる効果も大きくなります。
例えば、とにかく眠気をスッキリさせたい時など(特に運転中の眠気など重大事故につながるような状況ではシビアな判断になりますね)しっかりとカフェインを摂りたい時がありますね。
でもここで注意しないといけないのは同じコーヒーでもカフェインの含有量が違うということです。
コンビニで売られているコーヒーもその種類はたくさんあるし、同じドリップ式のコーヒーでもチェーン店のお店の種類によってかなり違うみたいです。
そこで便利なのがCaffeine Informerというサイトです。お店別でのコーヒーや色々な食品や飲料に含まれるカフェインの量を確認できます。
どれくらい摂ればいい?
もちろん個人差もあり、また、同じ人でも体調やタイミングによって効果の現れ方が違います。カフェインを一生涯摂り続けても影響のない一日の摂取許容量は個人差があるため日本でも国際的にもこれといった指標は出されていません。
しかしWHOやカナダ、イギリスでは1日に200〜400mg位としています。
これはマグカップで飲むコーヒー、2〜3杯とのことです。
その副作用は?
しかし、摂りすぎたりすると、めまい、興奮、心臓がドキドキする、不安感、震えなどが起こります。
また摂るタイミングを間違えると寝つきが悪くなったりしますね。
私も空きっ腹でコーヒーを飲むと胃が痛くなり指先が震えたものでした。
こうなるとかえって生産性が落ちたり、健康を損ねる原因になってしまいます。
また、長期の摂取によって高血圧のリスクが高くなる場合もあるとのこと。さらに妊娠している時には高濃度のカフェインの摂取は胎児の成長に悪影響を及ぼすことも報告されています。
では、どうおつきあいすればいい?
現時点の情報では、カフェインは毒にもなり薬にもなる、といった感じです。
今後、どのように評価が変わるかもしれないですが、とりあえずは、自分で飲んで、その反応をしっかりモニターするしかない!という結論になると思います。
自分のカラダの声を聴く。これが大切ですね。
私も以前はコーヒーは全くといっていいくらいに飲めなかった…
しかし、今は、パフォーマンスを上げてくれる頼りになる相棒になっています。
そして何より、その味、香りがわかってきて、楽しみが増えたことが嬉しいですね。
単に効能だけでなくてそれを摂る過程を楽しむことが脳の元気にとっても大事ではないかと思います(^^)v