美顔のつぼ
前回は笑顔と幸せについて書きました。
飛び切りの美人、もしくはハンサムでなくても、よく笑う方や、素敵な笑顔の持ち主は好印象を与えます。
これは人類はもちろんのこと、動物にとって「顔」という部分は社会的なつながりを持つための強力なツールだからです。
顔の美しさとは?
では、顔の美しさはどういった基準で測ることができのでしょうか?
現在は、ビッグデータ等を利用して、スマホのアプリなどで客観的に顔の美しさを数値化できるようです。
美しさの感じ方は、一般的には主観的な判断と思われています。
しかし、目の大きさや、顔の面積における口の占める比率など、それぞれ基準となる物差しを持ってきて数値化し客観的なデータとして集めます。
そして、これらのデータは、面接時やセミナー、または選挙の演説時の表情やジェスチャーの作り方に役立っています。
テクノロジーは日進月歩で進んでいっていますね。
美しさの基本は健康
顔の美しさも、ベースとなる肉体としての顔の健康が基本です。
そこで今回は、顔の筋肉のリフレッシュができて、顔の表情(特に笑顔)がより素敵に映るつぼを紹介します。
顔には表情を作る表情筋があり、この筋肉の健康状態が、よい表情を作るために重要になります。
表情筋が、「痩せておらず豊か」で、「疲れてなくて元気」であれば顔の表情は魅力的になります。
つまり、皮膚にハリ感があり、みずみずしくあれば、健康的で美しく、表情をアピールができます。
よく「笑いすぎるとシワが増えるのでは?」という意見を聞きます。しかし、ほうれい線などのシワが目立ってしまう原因は、表情が乏しいことによる、表情筋などの顔の筋肉の痩せに起因します。筋肉量の減少で、顔の皮膚がたるんでしまますのです。
一人でもできる顔のリフレッシュ方法
そこで顔の筋肉の疲れを取り、スッキリとさせることをメインとして、数あるつぼの中から「精鋭つぼ」を選びました。
私が現在行なっている美容鍼施術でも外せないツボ達です。
今回は、一人でもできる顔のリフレッシュ方法を確認して行きます。
まずは、太陽(たいよう)魚腰(ぎょよう)晴明(せいめい)承泣(しょうきゅう)、です。
これらのつぼを人差し指、もしくは親指の腹をつかって気持ちの良い強さで3回から5回押します。
これは目元のむくみや眼輪筋の疲れを取るのが目的です。
実はそれぞれのツボの厳密な場所にこだわらなくても大丈夫です。
図のようにつぼがつなげたライン上の気持ちの良い場所を複数回押していただいても効果的。
ただし、こすってはいけません。こすると必要以上に皮膚に負担をかけてしまいます。あくまでその場所を気持ちの良い程度の強さで押してください。
つぎに迎香(げいこう)四白(しはく)巨髎(こりょう)頬車(きょうしゃ)地倉(ちそう)のグループです。
これらのつぼについても、厳密な場所にこだわらず、図のラインマーカーの線上あたりの、押すと応える感じのする場所を、人差し指と中指の腹で3〜5回ゆっくり押します。
このつぼのグループは表情筋と下顎(アゴ)の筋肉のリフレッシュを計ります。
この時もこすらないでくださいね。
顔以外にも、耳を引っ張ったり、頭皮のツボ刺激を行うことで、顔のリフトアップや表情を豊かにして素敵な笑顔つくりができます。
とにかく今日から始めて毎日続けることが大事です。
継続は力です。必ず結果につながります。
昔から言われていることですね。これこそ、魔法の力です!