夏バテ知らずの養生で元気に過ごしましょう!

夏がやって来ました。

今年も例年以上に、あっという間に季節が変わった感が強いですね。気候の変化が大きいと、体の方も変化に対応するためにたくさんのエネルギーを消耗します。そして、万一、エネルギー切れになってしまうと、いわゆる夏バテや熱中症などの状態になりかねません。

そうならないためにも、夏バテ知らずの養生を紹介します。ぜひとも、ご活用ください!

ポイントとしては、まずは「暑さ」対策、そして、余分な湿気や、水分を排出する「湿」対策の両輪です。そして、体に優しいスタミナ食材もおいしくいただきましょう!

7月の食養生は、胃腸を冷やさず、暑気払い

暑い時の「エアコンの効いた部屋」、喉が乾いたときの「冷たい飲み物」はなんともいえません。

しかし、過度のエアコンや、冷たいものの摂り過ぎは、かえって、胃腸の働きを悪くし、逆に体の中に熱をこもらせることになります。

そして、余分な熱が体にこもると「心」「肺」を疲れさせ、動悸、息切れ、咳(とくに秋口の咳につながります)の原因になります。

しかし、気持ちの良いことは、基本的には体にとって良いことなので、

①冷たいものも楽しみながら
②体の余分な熱を逃がし、
③胃腸を冷やさず、
④消化を助ける食材を選ぶこと

をポイントとして、気持ちの良さも享受しながら、「心」「肺」を養う食材をいただきましょう!

「熱邪」「暑邪」を払う食材

冬瓜 トマト ナス キュウリ スイカ オクラ ズッキーニ

「湿邪」を払う食材

豆類 とうもろこし とうもろこし茶 ウリ類(キュウリ スイカなど)

胃腸を冷やさず清涼感を与える働きがある野菜

ゴーヤ ビーマン パプリカ セロリ 

胃腸の消化を助ける食材

カボチャ さつまいも とうもろこし パプリカ ネギ しそ 香辛料 

夏バテ予防のスタミナ食材

うなぎ たこ 豚肉 しじみ あさり

今月のツボ療法 労宮(ろうきゅう)→ストレス解消

不安定な気候や社会情勢、そして物価高!

イライラやストレスがたまりやすい環境ですね。
今回は、ストレス解消、集中力強化に効果的なツボ、労宮の紹介です。

場所と刺激方法

労宮は手のひらの中央です、手を握った際の中指と薬指の先の間にあります。

両手の指を組み、反対の親指を労宮へ当て、痛みを感じる位の強さで5秒押してください。

セルフケアしやすい場所なので、手を洗う際や、日常の隙間時間に刺激していただければ効果倍増です!

エアコンは、上手に利用、おとくに節電!

世界情勢の影響で物価がが高騰して大変です。

さらに、今年の夏も電力不足の危機にあるとのこと。
節電意識を強く持つ必要があります、が、夏場にエアコンなしでは生死に関わってきます。

実は、節電しつつも上手にエアコンを使うには、「つけっぱなし」が基本になります。

なぜなら、日中の9:00~18:00はとくに外気温が高く、エアコンの設定温度との差が大きい為、電源を入れた際の消費電力量が多いからです。

また、「外出時はどうする?」ですが、部屋の大きさや温度などの条件で変わります。目安として1時間くらい部屋を離れる場合は「つけっぱなし」に、それよりも長い場合は電源を切るのが良いみたいです。

とにかく、エアコンについては「つけっぱなし」はもったいない使い方ではありません。

じょうずな節電で、心に体に優しい夏を過ごしましょう!

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