菌とウィルス

インフルエンザが猛威をふるい、風邪が大流行りです。
そして私たちはこれらのウイルスや菌を敵として日々、格闘しています。
でもこれら菌やウイルスは地球上の存在物として我々の大先輩でありサバイバーとして一枚も二枚も上手だということも忘れてはならないと思います。

抗生物質や抗ウイルス薬ができてから人類は菌、ウイルスという敵に対して大きく有利に立ちました。
しかし当然ながら全滅することなどできません。
そして菌、ウイルスたちも抗生物質に対して次々に耐性を持った新種を作り出して対抗します。いわゆるイタチごっこですね。

実際、抗生物質等の薬は医療におおきく貢献して来ました。
ところがこれらの両刃の剣の様な薬はは先進国の15〜40%の常在菌とその遺伝子を消滅させてしまったとも言われています。

そして何が起こったか…

アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギー、肥満などの現代病の激増です。
清潔であることは大切ですが過度に菌やウイルスを避け、攻撃することが自らの健康を損ねる可能性があることも知らなければいけないでしょう。
私たちの周りの菌の大半は無害な環境微生物であり共存すべき存在です。
しかし時々、害を及ぼすめいわくな輩も存在するのでトイレの後や帰宅後の手洗いなどはこまめに行いましょう。
そしてあまり神経質にならないことです。
ましてや除菌スプレーなどを無差別に何から何までたっぷりふりかけることはやめるべきです。
バランスが大切ですね。
私たちも生き物であり大きな連鎖の中で生かされている感覚を持つことがポイントです(^^)v

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