デジタルデトックス
デジタルの機器がとても身近になり、また手軽で便利になりどんどんと生活に入ってきています。
私も小さいときには家にテレビはなく確か小学校の時に初めて白黒の小さいやつが家にやって来たと記憶しています。
それまでは銭湯のテレビを風呂上がり結構長時間見ていたかなぁ。
その後、テクノロジーは加速度的に進歩を遂げました。こちらが追いつけていない!と感じることも少なくないこの頃です笑
私の子供たちのことを考えれば、彼らは物心ついた時からスマホをもう見ていましたから。
30代で携帯電話を初めて手にして感動で打ち震えていた頃が懐かしいです。
そんな中、文章の作成や作曲、その他、スケジュール管理などデジタル機器に大きく依存しつつもアナログの部分に大切さを感じる今日この頃なのです。
文章について言えば本の執筆などにおいて推敲や編集にはデジタルの力を大いに使わせてもらっています。
しかしその核となるアイデアの部分などは今だに気に入った紙とペンのほうが私にはシックリきます。
頭の中の色々な事がスラスラと淀みなく出てくる、そんな感じです。
もちろんPCに向かってキーボードを打ちながら執筆を開始することもあるし、最近では音声入力を使って文章をアウトプットすることもあります。
ちなみに最近の音声認識のレベルの高さは驚きますね。話す時に少々噛んでも、ちゃんとした文章で出てきますから笑
スケジュールについては一時期アプリだけで管理していたことがありました。
クラウドで同期するようになってからPC、iPad、スマートフォンでの同期やスタッフ間での情報共有が非常に便利になったからです。
むかしちょっとした操作の間違いでそれまでのデータが吹っ飛んだ!という恐ろしい体験も今ではなくなりました。
しかし最近はアナログの手帳も使っています。
これは紙で書く手帳を使うことによって
1.スケジュールの俯瞰がよりよくできる
2.デジタル機器から離れ自分自身の感覚を使って作業する時間を確保できる
といったことが大きな理由だと考えます。
特に自分の感覚を使って作業する時間の確保はとても重要ですね。
いわゆる五感というものを我々は持っています。アナログで作業することはデジタルでの作業よりこの五感をより使うように思います。
拙著にも五感について書いている所があり、五感をシッカリと使うことは脳にいかに大切なことかを説明しています。
デジタル機器ばかりに偏るとこの素晴らしい五感という機能がにぶくなるのではないでしょうか?
そもそも文明が繁栄するにつれて人は生きものとしてのいろいろな能力をその利便性の代償として退化させてきたことは否めないと思います。
とは云うものの私とて今さら全ての利便性を捨てて野生に戻ることなどできません。
肝心なのはバランス感覚だと思います。
デジタルに振り回されず脳の機能を助け促進するデジタルの良いところを取り入れ、それに依存しすぎることなくアナログの作業の時間も確保している環境を整えることですね(^^)
実は今朝、手術後初めて軽いジョギングをしました。天気は久しぶりの雨。お湿り程度でしたが…
だいぶ回復したのですが、手術跡はまだまだ痛いです。痺れも1ヶ月位は残るとのことです。
握力も半分くらいまでは戻ってきました。
まあまあウクレレは弾けています(^-^)v
こういう状態の時は音声入力は重宝しますね。十二分に文明の利器の恩恵に与かっています。
この文章についてもペンと紙による手書きからキーボード、スマホによる音声入力を駆使して(笑)作成しました(^^)