5月の養生はやはり「肝」のサポートが大事!

5月は本来であれば、一年のうちでも、もっとも、過ごしやすく、行楽にも最適な月になります。

しかし、新型コロナウイルスのため、3密を避け、不要不急の外出は控えなければいけません。

とはいうものの、この時期に、部屋にこもってばかりいると、ストレスがたまります。

体のなかにある陽気も、発散せず、過剰に溜めてしまうと、「イライラ」「のぼせ」「不眠」「倦怠感」さらには「無気力」の原因になってしまいます。

5月の食養生!ストレスを流す食材と冷性食材がポイント

そこで今回は、ストレスを発散して、免疫を高めるため、引き続き「肝」をサポートする食材を中心に、食養生を提案します。
さらに、体の「気」の循環をよくしてくれるツボの紹介と、「散歩」「ウオーキング」の提案をさせていただきます。

これらの手段によって、これからの季節に増えてくる「陽気」の発散と、3密を避けての運動量の確保、気分転換を図りたいと考えます。

そして、朝晩の気温差による風邪引き予防のための食材、さらに、よぶんな「陽気」を冷やしてくれる「冷性」の食材も少しずつ取り入れることを、おすすめします。

基本の食材

玉ねぎ キャベツ さやえんどう うど  たけのこ ふき きくらげ にら 
プルーン いちご、ゆず レモン 
アジ 鰆(さわら) 鯛(たい) あさり
 など

温度差による風邪予防の食材

葛(くず) たんぽぽ ショウガ ネギ にんにく など

冷性の食材

キュウリ トマト キーウイ など

5月のツボ療法は「湧泉(ゆうせん)」で体にエネルギーをチャージ!

湧泉のツボは、文字通り、生命エネルギーが「泉」の如く「湧」き出るツボとされています。

また、このツボは、腎臓の機能を高め、体内の代謝や、「気(エネルギー)」の循環を良くしてくれると考えます。

その効能は幅広く、全身の疲労回復、イライラや、ストレス解消など、心身のバランス調整に効果が期待できます。

「湧泉(ゆうせん)」の場所と刺激方法

「湧泉(ゆうせん)」は足の裏にあり、土踏まずの少し指よりで、足の指を曲げたときにへこむ所になります。

両手の親指を重ねてツボにあてて、痛気持ち良いくらいの強さで、5〜10秒くらい押し込みます。これを3〜5回繰り返してください。

動画でも解説しています!

3密を避けて、ウォーキング!

新型コロナウイルスの影響での外出自粛要請のため、出かけることが減ると、気持ちも落ち込みますが、同時に体力も落ちてきます。

3密を避けた安全なウォーキングで、気分転換と体力的低下予防を図りましょう!

歩き方

・背筋を伸ばしましょう。そして、視線は約10mくらい先をみます。
・肘は90度に曲げて、後ろに引くことを意識します。しっかり引くことで、足の出かたが良くなります。
・足は、かかとから着地します。また、つま先は地面を蹴るようにしましょう。

注意点

・外出時は念のため、マスクを着用しましょう。息苦しさはありますが、感染予防、人に感染させないために、必要なことです。
・他の人との距離にはきをつけて、最低2m以上空けるようにします。

まずは、30分を目安に

距離や時間は個人差がありますが、まずは30分を目安に始めてください。体力と時間が許せば1時間を目標にします。

今回のウォーキングのおもな目的は、運動不足解消・気分転換です。

しかし、それ以外にも、自分自身の調子を知るのに最適な行動でもあります。

理由は、歩き始めると体内の循環が良くなり、体の感覚がわかりやすくなり、体調の変化にも敏感になれます。
体調の管理には、まず、自分自身の体の声を聞く環境作りが大切ですね。

Follow me!