マモーの脳は不老不死?

近年、研究が進み脳について色々なことがわかってきました。

その一つが脳の老化についてです。

私たち人間はオギャーと生まれると同時に死が不可避となります。
これはどうしようもありませんね。

一般的には細胞が再生を繰り返して生命活動を営みます。
そしていつかは上手にコピーを作れなくりそれが体の広範囲に及ぶと生命維持ができなくて寿命が尽きるというわけです。

人の細胞が分裂できる回数はある程度決められおり、その程度をはかるものとしてテロメアというものがあります。
このテロメアは細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていきそれが一定以下の長さになるともう細胞分裂ができなくなるそうです。

つまり命の尽きる時ですね。テロメアが命の回数券と言われるゆえんです。

では脳細胞はどうなのか?

実は脳細胞は若い頃にその増殖を止めてしまいます。
そのため頭の働きは若い時がピークでそのあとは衰退のするのみ、と考えられていました。
ところがこの脳のテロメアは増殖を止めてしまってからは短くならないわけです。つまり脳は細胞分裂による劣化が起こらない。

さらに研究により脳細胞の内部では経年変化によりそのネットワークが若い頃より優れている事例も発見されてきました。
それは若い頃の脳より歳をとって経験を積んだ脳の方がより優秀である分野が存在するということです。

もちろん全てにおいて秀でているわけではなく例えば短期記憶等の不得意分野もあります。
しかし歳を積み重ねた脳が優れていることは周りを見てもうなずける事実です。
それはノーベル賞などの受賞者を見ても決して若い人ばかりではなくむしろかなりお年を召された方が多いことが何よりの証拠ですね。

つまり脳は加齢しても老化はしない、もしくは他の器官の様な老化現象とは少し勝手が違うということがぼちぼち明らかになっている様です。
もちろん何百年もいき続けることができるわけではないのですが…
(こんな話になってくると映画などで培養器の中で巨大化した脳を連想してしまいます。ルパン3世で出てきたマモーとか(^_^)v)

ただこれも普段からの脳を健やかに保つ意識が大切です。
私も講演などでよく使うたとえで次の様なことを話します。
「これは一生もん!と云って高級バッグを買うとしますね。
しかしそれは適当な手入れがあってこそ年月を経てなんとも言えぬ風合が出てきて、さらに皮も柔らかくなり機能的にも優れてくるわけです。
頭脳もそれと同じです。日頃から脳に良いとされていることを習慣にすることが大事ですね。」

つまりストレスを溜めず、(ストレスは避けられないものですからそれを上手に処理することが大事)人と交わり、楽しい時間を過ごす。
これが基本ですね。
あとは正しい食事と運動と休息のバランスです。

まさに脳は一生もんです!

一生かけて楽しく、しっかりと手入れしていきましょう(^_^)v

 

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