10月の養生

食養生

このところ肌寒く感じる日があると思えば蒸し暑く感じる日もあります。風邪などで体調を崩す方も多く見受けられます。
また台風や地震など、自然のサイクルが不安定な時期に入ったような感じがします。
さて、今年の冬ですが暖冬になるかも?とのことです。いずれにせよこれから数ヶ月は暖気と冷気の入れ替わりに気をつけないといけない時期ですね。
体においても気の入れ替わりが起こります。体表からは陽気だけでなく水分も出ていきます。この入れ替えの時期には身体の防衛力が手薄になり風邪をひきやすくなります。
肺、気管の粘膜を守りながら冬に備えて「腎」を養う食を摂りましょう。
秋は収穫の季節です。美味しいものをバランス良く楽しみましょう!

肺を守る食べ物
ぎんなん ハチミツ、ごぼう れんこん 金柑
粘膜強化(ビタミンA C E)
ビタミンA:人参 かぼちゃ
ビタミンC:ブロッコリー 大根 柿 かりん
ビタミンE:アーモンド 唐辛子 緑茶 サフラワー油
腎養いましょう
山芋 黒豆 エビ
気のめぐりを良くするもの
ニンニク、バジル、ショウガ、ミカン、ハーブ類

健康ツボ療法

合谷(ごうこく)→手の冷え、肩こりを改善
手足の冷えを改善し、肩こりにも効果があります。
人差し指と親指の骨が合流する所から、やや人差し指より、押してみて鈍い痛みのある所、そこが合谷です。
親指と人差し指で合谷を挟み、ちょっと痛いかな位の力加減で押したり揉んだりを2~3分続けてください。

季節の変わり目にセルフチェック〜その2〜

ご自身の体調の点検、今回は体温をセルフチェックしてみましょう。
さて、あなたの平熱は何度ですか?
一般的な体温 は?(ここでの体温は腋窩(ワキ)での検温であり一応の目安です)
36.5℃・・免疫力旺盛、代謝活発、理想体温
36.0℃・・体を震わせて熱を生産し始めます
35.5℃・・代謝低下、排泄機能低下、自律神経失調症状・アレルギー症状が出現
35.0℃・・ガン細胞が最も増殖しやすい温度。
34.0℃・・生命維持ギリギリです。(溺れての救助時等)
33.0℃・・凍死寸前(冬山遭難等)
平熱が低くなる、いわゆる低体温になると、免疫力をつかさどる血液中のリンパ球の数が減ることで免疫力が落ち、風邪等にかかり易くなります。
そして、基礎代謝が低下するため、脂肪を燃焼しにくく、太りやすい体にもなりやすいのです。適切な食事と運動、また十分な睡眠が大事です。
温かい体作りが大切になりますね。

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