10月の養生

近年一般的に秋という季節は過去(例えば50年前)と比べて長くなっています。

夏の気温の上昇で秋が短くなった感じがするのですが、実は冬の期間の気温も夏以上に上昇しているので人が快適と感じる期間は長くなっているのです。
しかし暦とのズレや災害レベルの激しい気候の変化に襲われるため、なんだか気持ちのよい季節をゆっくり味わえなくなった感が強いのも確かですね。

とりあえずはこの時期、暖気と冷気の入れ替わりに注意が必要です。冬に向かって体にも清涼な気を入れる必要があります。
この入れ替えの時期には身体の防衛力が手薄になり風邪をひき易くなります。
肺、気管の粘膜を守りながら冬に備えて「腎」を養う食を摂りましょう。

秋は収穫の季節です。美味しいものをバランス良く楽しみましょう!

肺を守る食べ物
ぎんなん ハチミツ、ごぼう れんこん 金柑
粘膜強化(ビタミンA C E)
ビタミンA:人参 かぼちゃ
ビタミンC:ブロッコリー 大根 柿 かりん
ビタミンE:納豆 アーモンド アボカド
腎養いましょう
山芋 黒豆 エビ
気のめぐりを良くするもの
ニンニク、バジル、ショウガ、ミカン、ハーブ類

健康ツボ療法~乾燥対策~
孔最(こうさい)
東洋医学では、秋は「燥」の性格を持ちます。この季節は乾燥しやすい季節となりますね。
咳や鼻水が出やすく風邪をひきやすい人、また花粉症がある人は、特に注意が必要な季節です。
その肺の機能を高める作用があるのが「孔最」です。咳止めのツボとしても有名です。
孔最は腕の内側、肘から腕の1/3位下の中心より親指よりにあります。
ここも少し痛いくらいの刺激で5回から10回押してください。

病院で何科に行くべきか?
風邪をこじらせいよいよ具合が悪くなれば病院に、と思います。(ワシは自力で治す、といった豪傑もいらっしゃいますが…)

しかし単に疲れが取れないとか、体が悲鳴をあげて「これは病気かな?」と思っていてもなかなか医療機関には足が向きません。
またそんな時、何科を受診すればいいのか迷います。

内臓に問題あっての疲れなら内科へ、精神的な問題があるなら神経内科か心療内科へ行くべきでしょう。
はっきりと原因がわからなくて「何科に行くべき?」と悩んだら内科を受診して下さい。

内科で症状を詳しく伝えると、そこで治療してくれる場合や、他の何科を受診すべきかアドバイスしてくれます。
「魚の骨が喉に刺さった」という時には耳鼻科へ行くのが正解ですが、内科へ行ってもその場で骨を抜いてもらえる場合もあります。

いけないことは「行くべきところがわからないからその症状を引きずったまま放置しておく」事です。
迷ったら内科に行きましょう(^_^)v

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